銀山温泉 藤屋
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今回の宿は「藤屋」さん
画面右の縦の格子がある建物がそれです
実はここに泊まったのは2回目
1回目は今から10年以上前になります
その後改築されています
以前のイメージとはだいぶ違う・・・



今、ネットで調べていたら何とこの藤屋さん
去年の春に事実上倒産していたことがわかりました
何も知らずに泊まった僕って・・・^^;

いろいろと調べてみたら、マスコミでも話題になった外国人の女将さんも今は不在の様です
何も知らずに仲居さんに
「今でも女将さんはやってらっしゃるんですか?」
と尋ねた僕って・・・^^;


僕のイメージではコンセプトは「非日常と竹」
標識や看板は必要にして最低限(というかほとんど皆無)
旅館の看板すらない、と思ったら入口の水場に小さくあった
部屋の入口もわからない仕組み、ドアの取っ手すらない
通路、室内、風呂、すべてがシンプルで無用の突起物が一つもない
内装はすべて作り手の思いが伝わる完全手作業(だと思う)
接客もできるだけシンプルに、必要以上に話はしない
宿泊客だけの異空間をつくることに徹しているようにも感じる
その際立ったコンセプト、思いきった料金設定
これは客を選ぶやり方だと思う
今まで400年以上の歴史を持つ老舗旅館、
湯治場として格安の料金で地元の人々に愛された旅館
周りの建物とは違う雰囲気を漂わせる外観への建て替え
正直、今までの常連客からは見放されたかもしれない

でも、僕は「 あり 」だと思う

一泊しかしていないが、はじめはとっつきにくいように思われたものが、
時間がたつにつれて、分刻みに理解できるようになる感覚
その徹底したデザインが「そこまでやるか!」的な冗談とも取れるおもしろさに変化する
さらに、出される料理は「一体、この建物のどこでこんな料理を作っているのか」
と思わせる内容、味、そしてそのセンスも素晴らしいものを感じた
こういうもの(宿)にお金を使うことは、僕は大好きだ
料金的に十分に納得のできる内容であった
宿泊客は皆、僕より若い世代
確かに若い人向けの宿ともいえるが
安さや便利さばかりを追い求める今の日本で
そうではない「何か」を感じ取れる場所であって、
また、感じ取ってくれただろう、と老婆心ながら思った僕である


ちなみに料金は期間限定で一人¥22000+特別料理代¥3000
(通常価格は¥35000~¥50000となっている、
こんなこと言っていて、この通常価格だったらたぶん泊まっていませんが^^;)

by mahasatou | 2011-01-26 23:53 | Day-tripper | Comments(0)
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